アルコール依存症とは?
多量のアルコールを長期にわたって摂取した結果、アルコールがないといられなくなる、という状態がアルコール依存症です。
アルコール依存症になると精神面および身体面に影響を及ぼし、日常生活に支障が出てきます。
長期間にわたって多量に飲酒をすれば誰でもアルコール依存症になる可能性があると言われています。
アルコール依存症には精神依存・身体依存・耐性の三要素があります。
精神依存とは、飲酒行為や飲酒量をコントロールできなくなることや、飲酒したいという強烈な欲求、渇望感、強迫感がおこること、飲酒以外に関心がなくなり、アルコール中心の生活を送るなど精神的・身体的問題が悪化しているにもかかわらず、飲酒をやめないような状態などを言います。
身体依存とは、飲酒をやめたり飲酒量が低下したときに手指のふるえや発汗、幻覚などアルコール離脱症状が出現することがあり、その症状から逃れるためにまた飲酒するような状態などを言います。
耐性とは、同じ程度に酔うためには以前より酒量を増やす必要があるという状態を言います。
アルコール依存症は本人の意思の弱さによって起きるものではなく、医療機関で治療が必要な病気であります。
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