脳の報酬系に 美しい を与えて 禁酒 を実現!
脳の「報酬系」にアルコールでは無く『美しい』の報酬(ごほうび)を与えて禁酒へと導き、禁酒継続を実現させましょう‼
アルコールは脳の「報酬系」と呼ばれる領域に作用するため、ドパミンを放出して『快』の情動を生じさせるといわれています。
また、抑制性の神経に作動して鎮静作用を生じ、リラックス効果をもたらすともいわれています。
その心地良さを求めて飲酒することが飲酒の一つの理由であると思われますが、長期間、多量飲酒すると脳の神経系などの変化により多量飲酒しないと『快』の情動が得られなくなってきます。
『快』が減少すると『不快』の情動が生じるという、アルコールに起因する内因性オピオイド(下記①参照)が関与するなど、身体の中では本人の意図しないことが起きていると考えられています。
その結果、『不快』の情動を軽減させるために飲酒の欲求がますます強くなり、飲酒を続けるようになるという、悪循環に陥ります。
それはアルコール依存症へとつながっていきます。
①内因性オピオイド…生体内にもモルヒネと類似した構造をもつ物質が存在するといわれ、内因性モルヒネ様物質とも呼ばれています。ここではアルコールが影響をおよぼす脳内での内因性オピオイドのことをいいます。
→→→鍼術では鍼刺激により誘発されたオピオイド物質が末梢組織においても作用し、局所的に鎮痛が起こるとされているため疼痛緩和やストレスなどの鎮静をはかる目的で鎮痛系を賦活したりしています。
どうか、脳の「報酬系」にアルコールでは無く『美しい』の報酬(ごほうび)を与えてください❕❕
鍼灸セラピーとは?